「アートプロジェクトの0123」ライティングコース第2回講義レポート

9月13日(火)に、「アートプロジェクトの0123」ライティングコース第2回目の講義がありました。第2回講義の事前提出課題は、「人生で一番驚いたことについて書く」というものと、受講生各々が自由にテーマを決めて書く「自由課題」でした。この日の講義は、福住さんが1点1点添削されたものを、受講生へ返却するところからスタートしました。
添削の内容を解説するにあたり、最初に「文章を書く上での3つのポイント」を掲げてお話いただいた後、受講生が書いた文章をいくつか取り上げて、書きたいことが読み手へよりよく伝わるような表現方法を、書き手との対話を交えながら導き出しました。

課題文章についての解説が終わると、受講生よりリクエストがあった「プレスリリースの書き方」についてのレクチャーへ移りました。まず、メディアへ向けて情報を発信するプレスリリースと、課題文章のような、書き手の主観を表現する文章との違いについて説明があり、それから、ある美術館で開催される展覧会のプレスリリースを参考例として挙げて、プレスリリースに掲載すべき情報はどのようなものか、掲載する順番や注意点などをお話いただきました。

質疑応答の時間を設けた後、残りの時間は、事前提出した課題文章へ戻り、前回の講義と同様、受講生同士でディスカッションを行いました。お互いの文章を読み合って意見交換をしたり、テーマの背景を詳しく説明するなど補足的な要素も加えて、理解を深め合いました。今回の講義は、お申込みいただいた受講生全員が出席されました。テラコレスタッフも交えて、話し合いも和気あいあいと盛り上がりを見せていました。受講生のみなさまには、次回の最終講義までに、福住さんに添削していただいた内容を踏まえて、リライト(書き直し)を提出していただきます。

ー「プレスリリースの書き方」のレクチャーは、前年度の「アートプロジェクトの0123」文章作成講座では取り上げられなかった内容です。講義開始前の受講生アンケートでご要望いただいた内容が反映されました。昨年より講義回数を重ねて、0123の形も少しずつではありますが変化しています。今後の講義もぜひご期待ください!

最近のプロジェクト

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP